塾⑩行動観察

行動観察を塾で受講するべきか問い合わせがありました。行動観察の内容や塾について私がわかる範囲のみですがまとめてみました。
(行動観察塾は近年急激に増えていると感じています、数年前にはなかった塾について話を聞くことがあります。)

1.行動観察のクラスは必要か
2.行動観察はどこで習う
3.いつから
4.最後に 家庭で出来る事 塾でする事

1.行動観察のクラスは必要か

行動観察はかなり分野として広くて、家庭でもできること、塾でしかできないこと、そして、やはり学校のお好みがあったりするので難しいのですが、私は「一日校など難関校を受験予定であれば受講した方がいいと思います。」と伝えています。
また、人見知り、場所見知り、発表が苦手、協調性に乏しい、などあれば、塾に行く事をお勧めしています。
「保育園児で長く園にいるから団体生活なれています」、という方がいましたが、「団体生活」と「行動観察」は全く別なので一度是行動観察の塾に体験か小学校受験の対応クラスに行き実際何をしているのかを見てください。例えば「団体生活」の先生を聞いてその通りやる(静かな子)で良いのではなく、課題を出された中、初めて会うお子さんの中で協調しつつ一緒に活動できるかです。

行動観察の塾では苦手を克服するのではなく、その子なりに出来る事を広めていく感じでした。(当たり前ですが、性格は変えられない)

専門の塾はカリキュラムが有り、それにそって毎週体験かさねて協調性を高め、また、問題解決力をつけるためにその子なりに考えていく練習をしていました。小学校受験で勉強した内容の中で、実際の小学校生活では実は一番役立っているかなと思っています。 

2.行動観察はどこで習う

行動観察は 例として

(1)専門の塾: 例 エスポワール(恵比寿)、学びの道(本郷・渋谷)他 
(2)小学校受験塾: 例  ジャック、こぐま会(単発も有)又は 学校別 
(3)個人:例 個人のマナー教室、リトミックと行動観察をやる塾など
で実施しています。

ヒアリングでは(1)専門の塾の方数名
(2)は多かったです。やはり同じ塾だと通いやすいからだと思いますが、専門の塾とは内容が違う感じがしました。大手の「学校別」の中で過去問をそのままやりながらもありました。 
(3)ヒアリングでは見つからなかったのですが、個人の方もいるということは聞いた事があります。

実際に見学・通塾した中で、これは良い、これはお金の無駄だと感じた塾もありました。現在年長の方で一日校等の難関校を受験予定であれば、是非体験は行ってみてください。お子さんの行動でなにが足りないのか、どこが良いのか見えてくると思います。

3.いつから始めるか

殆どの塾では新年長から開始ではないでしょうか。行動観察は様々な課題を集団で解決していく練習(シミューレション)の積み重ねなので、1ヶ月に1回程度で身につくことでないと思います。私は塾の先生ではないので、あくまでも経験者としてはやはり最低半年、できれば1年弱は必要だと感じました。
余裕がある方なら、是非新年長から受講が良いと思います。人見知りなどの方は年中から通っているお子さんもいました。

4.最後に

受験準備はあたりまえですが、基本は家庭で準備することだと思います。ただ、「行動観察」の中でも「共同制作・活動」の社会性を育てることはなかなか家庭ではできません。また、社会性といっても正解が色々あるため、難しいです。ただ、基本は初対面のお子さんともコミュニケーションをとりつつ、仲良く、過ごせるかだと思います。 しかしながら、学校により見ているところが違うといわれるので詳細は、是非塾をもっと活用して学校別の先生とご相談ください。

当時、行動観察塾に通っている時に先生に「お母様が他のお友達を演じてお子さんとシミュレーション練習をしてみてください」と言われました。例えば、親がコップタワー、制作、共同活動で「参加しない子」を演じ、子どもにどのように誘うのか、声がけするのかを実際に練習するのです。
 今もこのシミュレーションを学校や通学で困った事があった時等に行い、どのように対応するかを自宅で練習する時があります。行動観察の塾は受験だけではではなく、今の生活に役立っているなと感じています。そういえば、ボーイズタウン・コモンセンスペアレンティング幼児版でも同じように、先に一度親と練習する手法がのっていました。

すこしでも参考になれば幸いです、もし塾に迷ったらご相談いただければ分かる範囲でお答えしております。

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