はじめに③幼・小受と中受の違い 情報の公開

幼稚園・小学校受験と中学校受験の違いは1.情報の公開 2.縁故が強い学校もある ことです。

1.情報の公開(合格基準が不明)

(1)受験者数などの基本情報が公開されていない

幼稚園・小学校受験では試験内容はもちろんですが、受験者数でさえ非公開の学校があります。

逆に、中学受験は、HPで「現在の応募者数」を毎日更新したり、
女子最難関の桜蔭でも出願者数、受験者数、合格者数、補欠者数も2月2日に発表してくれています。

小学校受験では、当日、何人ぐらいが休んでいたのかを実際に受験した方に聞かない限りわからない学校もあります。

そのため、出願者数と実際の受験者数がかなり違い、倍率が全く予想と乖離している学校もあります。

例えば、立教女学院の小学校・中学校2018年度入学試験の情報公開の違いは

立教女学院小学校 立教女学院中学校
募集人員 女児72名(内部進学者を含む)
実質 約50人
約110名
出願者数 452 291
受験者数 非公開 282
合格者数 83 131
補欠 非公開 非公開
試験内容 非公開 合格者の得点状況はHPに掲載
実質倍率 非公開 2.15倍
(数字の出典:お受験じょうほう) (出典:立教女学院中学HP 一般入試結果)

これから受験の方であれば、当たり前に、受験者数が知りたいと思います。非公開だからこそ、塾からの情報も必要となってくるのが小学校受験だと思います。ですので、受験の良きパートナーとなる塾を探すことも大事です。

(2)合格基準が不明

中学校受験では試験後にテストの結果、合格者の最高・最低合計が発表されます。女子校では面接がる学校もありますが、大事なのは子どもの実力、試験結果です。

しかし、5〜6歳児が受ける小学校受験は、何点以上が合格なのかは発表されません。また、考査には行動観察という単に学校のお好みをみる試験や、絵画・工作のように点をつけるのが難しい内容や、運動もあります。(学校によっては説明会でペーパーは○割はできててほしい等言ってくれる所もあります。) また、親をみる面接が重要といわれる学校もあり、全く基準が不明な事が多いのです。

2.縁故が強い学校もある

やはり、ご卒業、有力者からの紹介がないご縁を頂くことが困難な、縁故がとても強い学校もあります。 成城学園のように最初から校長が事前面接しますとはっきり書いてある所もあります。

例えば、それほど歴史が長くない小学校で縁故についてあまりきいたことがない学校であっても、各学校卒業生・後援会などで学校に長きにわたり協力している方々がいます。学校としてはそのようなご家族の関係者を優先に入学してほしい、というのが本音だと思います。

いわゆる「一見さんほぼお断り」の学校は存在します。高い受験料を払っているので受験はできますが・・、逆に言えば、一見にならないように、親として手を尽くす事も志望校によっては必要となってきます。

他にも、ご紹介者までしなくても、「在校生・卒業生の○○さんから学校の話をきいておりました」等面接で対応できる所もあります。(どれぐらい効果が有るかは分かりませんが。全くこれまで関係がないご家庭よりも、ボーダーであればましでしょうか。)

逆に、全く縁故が必要ない「実力」の学校もあります。

親はこの辺をよく考慮して、志望校(併願校)を決めることが大事だと感じています。

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