学校研究 在校生の保護者から聞く事

学校研究は今後まとめ直し予定です。

これまでご相談を頂いた方に何度も「志望校の保護者を探して話を聞くように」とお伝えしています。

なぜ話を聞くようにとお伝えしているのか
①限られた時間と回数の学校説明会・パンフレットでは分からない事がある
②1年間を通しての学校生活を把握するため
③中学年、高学年になると今と違う視点があるので、最低でも6年間お世話になるための確認
④学校説明会はあくまで学校の良い事だけの発表です。
完璧な学校はまずありません。学校の良い事のみならず、やはり改善するべきだと思う事まで保護者に聞いてください。もし、その改善するべき事が、ご両親にとって許容出来る範囲であれば、進学しても問題無いと思います。

やはり話を聞くことが出来れば、実際に願書を書く時にも役立つと思います。

保護者から聞く事

1.実際の学校生活
・登校時間・開門時間・下校時間
 下校時間も学校により違いがあります、校庭開放する学校、指定時間に全員下校する学校、学内学童がある学校など
・宿題の種類、量、提出の決まり、休み期間の宿題 
 学校により多い少ない、親が丸を付ける、など学校毎の決まりも聞いておく

2.1年間のスケジュール関係
・長期休暇の日程(春・夏・冬)
 学校毎かなり違います。 例:公立校は7月20日~8月末が平均的な夏休みですが、私立校の中には前後1週間長く、夏休みが実質2ヶ月の所もあれば、公立校と日程が変わらない所も、その中間で前後3日程度長い所など
・休み以外の休日について(11月の試験休み、創立記念日など特別なお休み、振替休日)
・短縮授業・早帰りなど普通のスケジュールとは違う日程があるか

3.学校の校風・内容について
・学校独自の活動
やはりパンフレットや説明会ではわかりません、特徴ある授業・活動について詳しく聞く、成果物は何か、どのようなスケジュールで行われているのか
・低学年のみならず、分かる範囲で高学年ではどのような活動、学習内容になっていくのか

4.親が学校へ行く頻度、内容、時間
・保護者会の日程(年何回)開始・終了時間 (平日・土曜日開催、時間)
・親が保護者会に出席中、子どもの居場所(平日開催の場合下校後家庭で見る、学童に行く、学校で残るのか)
・その他学校のどのような活動で保護者が学校にいく必要があるのか(学校毎で頻度は違います。 殆ど学校に行く事が無い所もあれば、月2回以上も。希望者のみか、全員出席か)
 
5.保護者について
・PTA(保護者会・後援会)があれば、役員の決め方、仕事量
・その他保護者のボランティア活動があるか(学年毎に違う活動がある)
・父親だけの会があれば、参加者は希望者のみなのか、活動内容、日程等
・保護者の属性(年齢、職業、雰囲気)

6.入学試験について
・面接で何をみられているのか 過去問には記載されていない内容を聞く
・当日の試験の流れ、時間、何を見られているのか等
・当日のお子さん、保護者、先生の雰囲気

7.学童(利用予定の方)
・学校に学童がある場合 実際に利用しているのか・内容・費用
・学童が無い場合 他の方がどうしているのか、学校周辺の民間学童・塾・習いごと等

8.学校に改善してほしい事
・改善してほしいこと
・これまでどのような改善が行われてきたのか

1年間のシミュレーションをする

まず、志望校に進学して1年間どのようなスケジュールで過ごすのかイメージ出来るぐらい情報をいただき、内容をまとめておくと良いと思います。

例えば、1学期間は
4月1日〜7日頃まで春休み:WMであれば、ここから民間・公立学童の準備、シッター、実家にお願い等
始業式〜1週間程度:学校は午前授業 (下校10時〜12時)
4月半ば〜:通常授業 1年生はそれでも下校が早め(学校毎違うため下校時間確認) 保護者面談(午前終了もあり)
4月後半〜5月初め:GW休暇
5月半ば〜:通常授業 少し慣れてきたころに、運動会、写生会、遠足など学校行事がはいる(保護者が参加する所確認)
6月:通常授業 学年別保護者会、学校説明会(振替休日の所もあり)
7月:プール、夏休み数日前から半日授業など
夏休み:学校により開始時期がことなる(最大2ヶ月の所もあり)
※学校により1週間程度〜1学期は通学の付き添い有り

最初の1学期はかなり忙しいのが分かっていただければと思います。
学校により、その忙しさが学校毎に全く(休日の日数、半日授業、宿題量)違います。

また、8番に記載した、現在在学中の保護者から、「学校に改善してほしいこと」を是非聞いてください。
学校説明会は学校の良い事しか言いません、そのまま鵜呑みにしている相談者が多くて驚いています。
完璧な学校などありません、良い学校は沢山ありますが、各ご家庭の要望が違うために、「完璧」はないのです。
そのため、これまでも再三相談者に「学校に改善してほしいこと」がご家庭で許容範囲であれば、進学しても満足することが出来ると思います。
しかし、それが許容できないことであれば、進学しても、早い方なら一年生の間に退学、中学受験で出る判断をして3年頃から塾通い、又は、不満をもったままの6年間を過ごす事になります。ミスマッチが起きないように、親のネットワークを使い、情報を集めてくださいと書いています。

相談者の中には、残念なことに探す努力もせずに、「私学に知り合いは全くいません」と親の仕事を放棄していると思う方もいます。
親のネットワークで探す事が困難であれば、是非、塾の先生にもご相談ください。塾の卒業生が挨拶に来る時もありますし、何かしら調整してくれる先生もいます。 保護者に会うことできなくても、具体的に質問をお願いしておけば、聞いてくれる先生もいます。
他の私立校保護者経由でも探してもらうとご紹介可能な事もあります。あきらめずに、探していただきたいです。

ご相談を受けている中で、フルタイムWM、実家は遠方で祖父母の手伝いは無い状況で、とある学校第一志望という方がいました。私立校でも最も休みが多いといわれている学校であることお伝えして、やはり出来るだけ知り合いを探して、志望校の学校スケジュールぐらいは調べた方が良いのではとアドバイスを致しました。

進学してから、「違った」とならないように是非とも情報をあつめて、志望校を絞るときの参考にしてください。

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