附属中学の人気が影響する小学校受験① 考察 宝仙学園

SAPIX 2018年度 中学入試分析会 に参加いたしました。

小学校受験の人気は附属・系列中学によって影響されるということは、なんとなく、皆さん感じていると思います。 小学校受験の時はとても忙しくていけなかったため、今年SAPIX 2018年度 中学入試分析会に参加し、中学受験の実態から小学校受験への影響を以下の3点で考察してみます。

1.小学校受験者数の変化 考察 宝仙学園
2.中学校の人気が影響 考察 洗足学園
3.サピックスで名前があがり始めた学校

1.小学校受験者数の変化

(1)中学受験者数の変化

中学入試分析会 でも受験率が変わらなくても、中学受験生の実数はしばらく増えるであろうと言ってました。「現6年生児童数は昨年より減少したにもかかわらず、2月1日午前受験率は大幅に上昇し約13.7%」「今後も、中学受験生の実数はしばらく、増えると考えている・・というのも、・・6年生在籍者数が前年よりも増加するからです。・・つまり、学年が下がるほど児童数は多くなっているのです。」(出典:2018中学受験ドキュメント サピックス小学部)

2018年は受験率も上がり、かつ、在籍者数も増えたので中学受験は高い倍率だったようです。小学校受験は、エクセルの通り、昨年受験を経験された方ならご存じかとおもいますが、2018年度の志願者数、受験者数は軒並みアップしていました。 小学校受験率があがっているのかとも考察します。

(2)小学校受験 年齢別人口も増えている

東京都の平成29年1月年齢(各歳)及び男女別日本人人口 をみると(1月ですので、早生まれが下の学年にはいってしまいますが、大体の雰囲気だけみてくださいね。)

現在5歳は人口が減りますが、それ以下の年齢では子どもの人口は増加しているのがわかります。東京都は子どもが増加している地域です。

小学校受験の場合、全国のほんの1%、東京でみれば数パーセントの家庭の方だけのことですし、経済も影響しますので、何とも言えませんが、今後も比較的受験者数は多くなりそうです。

(3)その中でも小学校受験者数が減った学校 考察 宝仙学園

SAPIX にて数校近年人気が上昇してき学校の1つに宝仙学園中学高等学校共学部 理数インターが上げられていました。そのような中、受験者数が減ったのが宝仙学園小です。

宝仙学園小は宝仙学園中学高等学校共学部 理数インター附属校ですが、いわゆる中学受験小学校です。

推薦入試日は11月1日ですが、一般がかなり遅く11月16日頃で、願書も2日前の11月15日まで受付けているため、11月始めに残念ながらご縁がいただけなかった方の受け皿的な受験日程です。学校としても、優秀な子を取りたいということでしょう。

何度も学校説明会や他イベントを見学させていただきましたが、JR中央線中野駅、メトロ中野坂上駅から近く都心でアクセスが良く、給食もあり、先生方の熱心さが伝わる学校です。

さらに、小学校受験では数少ない、志願者数、受験者数、合格者数、を公開し、学校説明会でA4一枚ではありますが過去問を公開しているとてもフェアで素晴らしい学校です。

男児一般はかわらず高い実質倍率5~6倍ですが、女児は以前からそれほど倍率は高くないのです。

2018年度女児
志願者数は(一般推薦合計)95人、2017年よりも24人減
受験者数は(一般推薦合計)64人、2017年よりも33人減っています。(数値出典:お受験じょうほう)

女児の場合、今年は推薦実質1.3.倍、一般でも実質2.3倍と低く、過去問をみて、かつ、詳しい塾の先生と話をしたところ、毎年ほぼ同じ入試内容が出題することからみても、普通に考えて1年程度準備すれば十分合格圏内に入ると思われます。 逆に考えれば、優秀な男児と共に学び、中学受験するのであれば女児には入学しやすくかつ勉強をよく見て頂き良い学校と思います。

ただし、「中学受験するのであれば」です。附属校を第一志望であれば、併願校として受験としてもかなり学校の雰囲気も、親の属性も違うと思います。特に女子校を志望されているのであれば、真逆の雰囲気にビックリされることもあると思います。 (是非授業公開に参加してください。)

以前、女児の例えば、白百合を目指していた方の最後に願書を出すところ・・みたいなことを聞いたのですが、白百合受験者4人のヒアリングからみて違う気がします。白百合を受験するほど、しっかり準備されていた方は1日午後~4日頃の試験がある女子校・共学校にラクラク合格されています。(白百合以外全部合格という方も聞いています。) 噂よりも受験層が全く違うと思いました。

SAPIXいわく「短期間で人気校の一角を占めるまでになった学校・・・ 宝仙学園共学部 理数インター」ですがSAPIX2017年12月偏差値1日午後・2日午後共に偏差値37でした。(注:SAPIX偏差値は他社偏差値よりも10程度低く数値がでる傾向があります。)

(4)まとめ

宝仙の場合小学校受験の人気を引っ張るほどの中学校の人気はまだ見えない状況だと感じます。

それよりも実際に数年連続で見学をしていて、今年の受験人数低下は、校長先生の交代、昨年と違う内容の学校説明会などが影響しているのではないかと感じます。

ヒアリングでは、女児で宝仙の一般受験したの片手で数えられる数のみでした。殆どのヒアリングの方はその前にご縁がありそちらに入学手続きをしていました。(併願校研究を皆さん良くされていました。) 同じ中学受験校なら女子の場合、洗足の方が人気が高いのが現状です。

難関中学が系列にある場合、附属小学校受験の人気校になるのではと思い、次に洗足学園について考察してみます。 附属中学の人気が影響する小学校受験② 洗足学園 参照

参考になれば幸いです。

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