附属中学の人気が影響する小学校受験② 洗足学園

2.中学校の人気が影響 考察 洗足学園

SAPIX中学入試分析会に参加した際、神奈川の有名校が応募者数を減らした中、「このような状況のなかで、高い人気だったのは、洗足学園①です。昨年の339名から、今年は410名へと増加しました。」 (出典:サピックス2018中学受験ドキュメント  注:洗足学園①とは2月1日午前試験一回目を表す)

受験者数は374人、合格者数97人、受験者倍率3.9倍

(1)洗足学園小学校 志願者、受験者、合格者の変化

洗足学園小学校は1949年創立で、小学校としてはそれほど歴史が長い学校ではありません。 音楽学校としての方が有名で、洗足学園音楽大学の方が聞いた方が多いかもしれません。 近年、系列の中高一貫校の偏差値が高く、大学進学先もよく、難関の中学校となっているため、洗足学園小学校は、中学受験を準備する小学校ではありますが、系列の中高一貫校の偏差値の高さから、小学校の人気も高くなってきたと思われます。

洗足学園小学校には附属幼稚園があり、約30名内部進学者が入学し、外部募集は共学の50人となります。約25人女子募集と考えて考察してみました。

 

 

 

 

志願者人数が増え始めたのは2013年10月の試験から、その年は受験者数の公開がなく、不明ですが、合格は65人と多くなっています、これは神奈川校の特徴である、合格者が募集人数よりも多くなる(東京受験後の辞退者を見込み合格者を多く発表)ためだと考えます。

2013年10月の入試から今年まで志願者が増えていきますが、では中学受験の偏差値変化はどうでしょうか。

(2)洗足学園中学校の偏差値の変化

 

 

大体3期にわけられると考察しました。

・~2010年までは偏差値はトップ中学からみたら次の次 3番手の位置にくる
・2011年~2016年まではトップ中学の2番手の中で複数の学校と同じ位置
・2017年は2番手のトップにくる

細かく見ていきますと大事なのは2012年です

2007年に偏差値60がでてから60前後が続きます、そして2011年以降62以上をキープしています。

2011年偏差値は2011年2月に入試した方の偏差値です。この年2番手上位ではありますが、まだ横浜雙葉、立教女学院と同じ位置にいますが

2012年に1つ頭を越えて、横浜雙葉、立教女学院よりも上に出てきます。トップから直接下の2番手の位置に洗足学園と吉祥女子がきます。 その上にある渋谷教育渋谷の偏差値は66で4偏差値の間に他の学校がなく空いています。

これ以降トップの下の2番手位置を広尾学園、吉祥女子等と順位を少しづつ変えつつも偏差値60周辺に位置していました。

2017年に広尾学園が一つ上のトップ層に入り、その次に洗足学園がいる状況です。2月1日午前洗足学園よりも上位はたった7校しかなく、広尾学園、フェリス女学院、雙葉、女子学院、渋谷教育渋谷、早稲田実業、桜蔭でした。

(3)まとめ

このことから、2012年の中学受験の結果は、2013年11月の小学校志願者数上昇に影響したのではないかと考察します。

今回は、あくまでも、中学の人気が小学校受験に影響するのかを見るために、数値のみの考察になっています。各学校建学の精神や、大学への進学先など、家庭の好みもありますので、あくまでも参考のみにしていただけると幸いです。

中学受験は3回同じ学校を受験できたり、併願も沢山できるため、2月1日午前の第1希望の方が比較的受験されるであろう日だけをみて考察しております。ご了承ください。

附属中学の人気が影響する小学校受験③ 埼玉校 につづきます。

参考になれば幸いです

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