考える・調べる事② 全てご縁なしだけは避けて 

残念ながら全ての小学校にご縁なしの方はヒアリングで数名いらっしゃいました。(2020/11/21更新)

ご両親の考えとして、こちらの学校にご縁がなければ近くの公立でいいと。

私の考えですが、公立小は何もしなくても確実に入学できます。ですので、「堅実なお受験」としては、数校受験して、合格を頂いた学校と公立を含めてその中から選択するのが一番良いと思うのです。

これまで受験勉強をしてきたお子さんにせめて1校からでも「合格証」を受け取って、それから、入学する学校を選んで欲しいのです。 そして、何よりも、全くご縁がいただけないと、まず、親、特に母親がショックを受けます。あれだけの期間、時間、金額、労力をかけてきたため、大変落ち込みます。是非、学校の名前だけで受験校を選ばずに、教育内容・校風などご家庭にあっていると思う学校も含めて受験して頂きたいと思っています。

また、補欠期間の大変さについて書いておきます。

1.極端な受験校選択
2.少ない受験校数
3.補欠の繰り上がりを待つ期間はとても大変 (補欠期間)
4.塾の言うことを鵜呑にしない
5.最後に親の仕事 親が出来る事
6.願書提出が遅めの学校を準備しておく

1.極端な受験校選択

まことに残念ながら小学校にご縁無しの方々は受験校の選択がとても極端でした。
例1. 活発でできる女児、慶應幼稚舎第一志望 それ以外は興味なし
例2. 指示製作、ペーパーもできる女児、難関女子校受験
例3. 国立第一志望 私立大学附属難関1校だけ受験
例4. 国立第一志望 私立女子最難関1校だけ受験
例5. 国立第一志望 私立女子2校だけ受験

私立校は各学校の個性が有り良い学校が多数有ります。 これだけ受験準備してきたのにもったいないと思います。

また、国立第一志望の方でも、受験後「やはり私立校をもっと受験して、1校でも合格をいただいておきたかった」と言ってました。 国立は抽選もあり、入学するまでは大変ですが、内容は私立ほど細やかには見てくれる事はないですし、親の出番も多いため、合格されてから辞退する方もいらっしゃいます。また、国立にご縁があっても最後の抽選で残念という方も数人いました。 国立第一志望の方も受験予定の国立の試験と類似した所を受験すればいいものをなぜか皆さん記念受験的に私立校を選んでいました。 塾にいればわかりますが、私立校を志望している方々は時間も費用も含めてものすごい準備をしています。 記念受験しても・・と思うのですが。雙葉小学校① ヒアリング調査からわかったことに記念受験及び国立と類似する試験について書きました、参考になさってください。

やはり、合格をいただきそれでも将来を考えて公立を選択して入学するのと、残念ながらご縁がなく公立校へ行くのでは、親の気持ちが違うと思います。 これから受験の方は、是非とも併願校の研究をしていただきたいのです。

今一度考えていただきたいのですが、
(1)幼稚園は選んで入園するのに、小学校は単に近くでいいのか?
近くの小学校のメリットは沢山(物理的に近い、時間節約、地域の友達など)ありますが、デメリットもあります(先生が数年で変わってしまう、設備面、教育内容)。近くの公立と私立とどちらがご家庭に会うでしょうか。

(2)出来るお子さんに公立小は楽しいのか?
私が塾で言われたことですが、「出来るお子さんには公立小の勉強は時間が無駄になることもある」これから受験準備の方は是非学区の小学校の授業を見学して、是非志望する私立校の内容と比べてみて下さい。 何をもって出来るですが、子どもというよりも、この場合、教育や環境について真剣に考えている親という解釈が適切だと思いました。ですので、「教育や環境ついて真剣に考えている親とその子どもにとって、近くの公立小学校は居心地は良いか?」

私学の学校について多々在学中保護者と話をしていて、もう一つ、マイペースなお子さんの場合も近くの公立と面倒見が良い私立のどちらが良いのも考えて見学してください。

ただし、医学部志望のお子さんの場合、あえて、私立・国立小学校にご縁がなければ、公立でいいという方もいらっしゃいました。理由は、中学受験のため、自宅近くの学校の方が塾に通いやすいく学区の公立が第二志望だった。

2.少ない受験校数

相談いただいいる中、親が絞り込みすぎて三校のみ受験、とても少ない受験校数の方がいます。あまりにも少ない受験校数もできれば避けて頂きたいです。
理由は
(1)小学校受験は子どもの仕上がり以外の要因が強いため予想出来ない事が多い
(2)5〜6歳の子どもです、その日の体調により試験結果が変わる
(3)無事に全員受験出来るわけではない インフルエンザ・熱他で試験日欠席の可能性もある

それ以外にも、天候(台風・大雨)、交通機関の問題で面接日が急に変わるなども実施にありました。できれば日程に余裕を持って複数併願校を選んでください。

3.補欠の繰り上がりを待つ期間はとても大変

11月の試験で全てご縁がいただけず(正規合格頂くことが出来ず)、一ヶ月お母様が寝込むほど大変だったご家庭があったとも聞きました。他にも、12月まで繰り上がらず、お会いした際にはずっと涙目のお母様もみています。あれだけがんばったのに辛いのはわかります。
幸運にもお二方とも補欠が繰り上がったとききましたが。補欠待ちの1−2ヶ月間のお母様の落ち込みようは何も出来ない状態になり大変だったときいています。 これから、受験の方は是非堅実に志望校・併願校を考え受験してください

補欠期間いつ連絡が来るのかという質問がありました。あせらず2月頃まで待ってくださいとお伝えしております。
まず、最初に補欠が動くのは大抵、11月終わりです。皆さんご存じだと思いますが慶應幼稚舎の手続き(2019年11月29日)で私立のみ希望の方は受験終了になります。(2回募集有り、2次募集は除く)
ですので、まず、連絡がくるのが手続き以降11月末か12月始めです。そこで辞退される方もいますが、その後国立が続きます。筑波(募集人数128名)の発表は12月末です、その段階で辞退の連絡は小学校事務所が閉まっている学校もあるので連絡できないこともあります。それよりも入学手続きが1月末という遅い設定なので、1月末以降に辞退が動くことがあると思っておいてください。 筑波に合格しても既に合格いただいている私立と迷われる方も多く手続き後・保護者会後でないと辞退をしない、また、私立なら慶應横浜と他の私立で迷う方も多いのです。 そのため、長く大変ですが、2月末までは待ってみてください
ポイント1.11月末に動くこともある
ポイント2.年始あけ1月中
ポイント3.2月末
一番遅い連絡で実は3月末を聞いたことがありますので、長くなりますが、どうか待ってみてください。

難関共学校は長期戦に合格発表が遅い学校についても書いていますが、その間にやはり一校合格をいただいていないと、共学校の合格発表最終の11月末までずっと不安な日々になります。

これから受験の方は、12月にクリスマス、1月にお正月を楽しく過ごすためにも、1校正規合格を頂けることを目標にしてください。

4.塾の言うことを鵜呑にしない

塾によっては、「この子はこちらの学校があっている」と難関校を薦める先生方いますが、
すこしひいて見るぐらいが丁度いいと思います。特に、難関校を薦めるということは、今後学校別等を受講することになり親が塾にとって「お客さん」になってしまいます。
逆に、お子さんの気質やご両親の雰囲気にあった中堅校等を併願で薦めてくれる先生の方が小学校受験の難しさを理解していて良い先生だと思います。

塾を信じきっている方がいます。特に年長になれば、親も必死になるので、しょうがないと思います。塾が薦める学校が一番でそこが第一志望だとまるで洗脳されているようになっている方々も見てきました。 年長11月が過ぎて実際に結果がでると、目が覚めた!塾のいいなりになっていたと反省された方を何人もみました。

端から見ていてあまりにもおかしい受験校選択にアドバイスしたいところですが、私の様な一般人が何を言っても聞いてもらえません。第三者として客観的に当たり前の事を言っているのですが。 塾を信じすぎてもいけません。(実力をみる中学受験であればいいですが、家庭・一族をみる小学校受験です。)

5.最後に親の仕事 親が出来る事

「コネナシでも」とブログで書いてはいますが、もし、第一志望に是非とも入学を切望されるのであれば、紹介者、関係者を探すのも親の仕事だと思います。

6.願書提出が遅めの学校を準備しておく

年長になった際に、願書提出が遅い学校か、東京・神奈川で最初から二回目・三回目の募集を予定しているところがあります。そちらの学校を念のため準備(学校説明会出席、願書は準備)しておくことをお勧めしておきます。

小学校受験は、中学校受験と違い子どもの実力だけで判断されない所もあります。
不合格にも2種類あって、実力を見ている学校の場合は子どもの実力不足が一番の要因ではありますが、殆どの学校の場合、不合格には別の要因があるということです。

参考になれば幸いです。

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