家庭学習5 問題集① こぐま会ひとりでとっくん365日とおけいこカード

東京の受験では定番の問題集「ひとりでとっくん365日」について。

ひとりでとっくん365日 01基礎1-A~08基礎4-B(基礎) 09応用112応用4(応用)となっています。 多様な問題があり、お受験の定番の教科書的な問題集でお使いの方は多数いらっしゃるとおもいます。私も01〜12まで購入して使いました。

ご存じだと思いますが、使い方は、まず、「ひとりでとっくん365日」をやってみて理解できていない単元があれば、「ひとりでとっくん」でその単元を勉強する。その後、出来かなった問題だけを再度一週間後、1ヶ月後などに勉強するです。

使い方は 週刊こぐま通信「室長のコラム」ひとりでとっくん365日」を教科書に 第244号 2010/5/21(Fri) に書いてあります。

しかしながら、 通信教育はお受験で使えるか② お受験の通信 TSUBASA通信教育等でも書いていますが、個人的には使わなくても良かったと思いました

1.使わなくてもよかった理由は

①1頁1問スタイルが実際の試験ではあまりない
②オーソドックスな問題が多く、多様な問題に対応できてない(内容が古い)

テストとして使うことは出来ると思います。(ただし詳細な時間制限は書いていない)

私立小希望の方でとりあえず基礎的な内容を網羅したいというであれば、01~08一気にやってみてください。

国立の筑波大学附属やお茶を第一志望の方には不要です。学芸大学志望の方はペーパーがありますが、とても簡単な基礎問題ですので、国立志望の方は各学校の過去問を先に見た方が効率的です。

しかし、それでも「ひとりでとっくん365日」を活用して家庭塾でペーパーを行いたい場合は以下の点を是非考慮してください。

2.家庭学習で活用するには

2−1.学習開始時期と内容
遅くとも、年中10月から一ヶ月一冊おこなうと年長5月に8号まで終わらせられます。継続できればそのままあと6月に9号、7月に10号を勉強すると夏休み前に簡単な応用までは終了できます。しかしながら、1~8は基礎でとても簡単な問題もあります、ペースを上げても良いと思います。また、9号10号は応用にはいるので、年長7月以降でも十分だと思います。 大事なことはそれ以外の多様なペーパーをやることを忘れずに
しかしながら、年中10月は新年長まであと1ヶ月ですので、ペーパーやり始めとしたら遅い方だと思います。 他のブログにも書いていますが、準備が年々低年齢化しているとおもいます。その為ペーパーも年中からしっかりやるご家庭が多くなってきていると感じています。(現在中学の方や今準備中の保護者と話をしていて) 年中からコツコツ子どもの成長に合わせてですが基礎問題だけは一気にやる方が良いのかも思います。

2−2.11号と12号は不要
11号12号はとても時間がかかる問題も多く、はっきり言って必要ないと思いました。
それよりも、繰り返しになりますが、ひとりでとっくん365以外の多様な問題、志望校の過去問、志望校の過去問の基礎的な問題集をした方がいいと思います。

3. 使い方

問題集・塾のペーパー・宿題の効率的な保存方法①でもかきましたが、裁断機で問題集をバラにして、コピー作成か電子化(PDF等)してから利用してください。
時々、問題集に直接書いている方がいるみたいですが、間違えた問題を再度できなくなります。
問題集は基本コピーをとるか電子化して、繰り返し利用するようにしてください。

ついでに

4.ひとりでとっくん365日おけいこカード

おけいこカード(各1,200円)を年少の時からやってみてください。積み木のカードなど使える物が多くはいっています。
ペーパー学習の前に遊び感覚でおこなうことができる良い商品です。
使い方次第で応用学習にも活用できまし、口頭試問の練習になります。
こちらもまずはひとりでとっくん365日おけいこカード01 基礎1-A08 基礎4-Bまでで十分。
09以降の内容は応用問題になり、年長になってから始めればよく、また、受験生が年長であれば、ある程度口頭説明で理解出来る事が多くなるからです。
それでも理解に時間がかかるのであれば09~10を買えばいいと思います。

問題集についてはもしお知り合いに白百合学園小学校を受験された又は受験予定の方がいれば是非話を聞いみてください。各社問題集について沢山の情報をお持ちだとおもいます。

今後、奨学社、ピグマリオン等について書いていきます。
小学校受験 問題集② 奨学社 実力強化ワーク等

参考になれば幸いです。

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