女子校は5日間の勝負 女子校の入試日程について (更新)
青色は2019年11月試験日程に更新
女子校を第一志望として、相談を受けることがあります。
もし、お母様・祖母が出身の場合、そちらをまず第一志望にして受けたらいかがですか?と当たり前ですがお伝えしております。
というのも、難関女子校合格をいただくには皆さん半端ない努力をされております。少しでもご縁をいただける可能性が高いところをお受けになるのが一番だとお伝えしております。
どちらにもコネがありません!実力勝負です!という場合は、
まず、女子校の入試日程について先にお伝えしています。
(年中以下のお母様と相談をしていると、全く試験日程を知らない方がいらっしゃいます。準備する際に併願不可能な学校の準備をおこなっても無駄になりますので今回日程について細かく書く事にしました。)
第1に一日校、第2に一日校以外、第3に面接や他の学校入試の日程、第4. その他大事なことの順に書いていきます。
女子校は東京都内に10校、 神奈川に3校あります
第1. 一日校
東京都内の女子校で11月1日(一日校ついたちこう)に試験があるのは(AO除く)
・白百合学園小学校
・雙葉小学校
・聖心女子学院初等科
・田園調布雙葉小学校
・東洋英和女学院小学部 (2018年は1日に試験)
・日本女子大学附属豊明小学校
・川村小学校(一般午後)
その中で「2校受けられるのか?」「どちらが子どもにあっているか?」
迷われると思いますが、女子校希望であれば、日程がかさなる一日校を数校出願される方が多いです。(ヒアリングから)
各女子校、特徴があるので、明らかにこの学校の雰囲気と違うと思われるときにはやめたほうがいいかもしれません。
中には「白百合のみ!」というご家庭もありますし、
11月1日の早朝まで3校の受験票をみて悩んでいたというご家庭も聞きました。
「1日に2校うけられるか?」 出来る組み合わせがあります、それは生まれ月・名字・受験番号により違います。 ある学校は試験終了が昼過ぎになり、午後の併願ができない所もあります。ですのでその学校を受験する方は、逆にいえば、一日校の併願校の準備をしなくてもよいのですが、他が受けれないので他を学校に合格できる可能性がなくなってしまう、という難しい選択になります。
第2.一日校以外
・東京女学館小学校 AO11月1日 一般2日~3日
・立教女学院小学校 11月2日 (2018年11月は3日、2017年11月3日4日)
・光塩女子学院初等科 11月4日 面接5日
・川村小学校 AO11月1日 一般1日午後~3日
これまで、東洋英和が2日の代表でしたが、2018年11月試験から一日校に変わると既にHPに記載がありました。2日で試験の可能性があるのは東京女学館小学校一般と川村一般です。
立教女学院小学校が2日のみ(2018年11月試験は3日でした) 3日祝日のために2日に変更されています。
女子校最後の日程は光塩女子学院初等科で4日試験、5日面接です。 2017年までは4日が立女とかさなっていましたか、4日の試験は光塩のみとなり受けやすくなりました。
2019年11月の試験は立教女子が2日になりましため、例えば、生まれ月によりますが、雙葉の面接、豊明の面接、女学館の一般、共学ですが成蹊二日目、慶應幼稚舎、早稲田実業、青学の二日目と同じ日程です。
第3. 面接や他の学校入試の日程
雙葉小学校と日本女子大学附属豊明小学校 は一日の入試後の2日、3日に面接があります。それが他の入試日程と同じになる可能性があります。
事前面接がある他の女子校ですが、同じ日程になったり、神奈川校と同じ日時なるがあります。聖心は昨年からネットで選べるようですので、他の学校の日程をよく見て、かさならない日程をお選びください。
第4. その他大事なこと
(1)大事! 女子校入試はたった5日間で終わってしまいます。
試験が続く中で、合格発表が学校で掲示・封筒手渡し・ネットで確認後すぐに合格資料を学校に取りに行く・入学金の締切が合格発表の一日後等、スケジュール管理が大変難しくなります。父母二人が2カ所を走る!ということになりますので、仕事されている方は気をつけてください。 必要であれば第三者に手伝いをお願いしましょう。
「堅実なお受験」をおすすめしておりますが、女子校だけを受けるという選択よりも、日程をみて受けることができる共学校も数校受けていただける方が安心かと思います。
(2)一日校を受けられる方へ
初めての受験で11月1日が第一志望の学校受験というのは大変リスクが高いです。その前に入試が9月10月の埼玉校か10月の神奈川校を最低でも1校受けて本番を親・子ども共に経験しておくことを強くおすすめします。
(3)年中以下の方へ
一日校は併願できたとしてもせいぜい二校です。時間が重なりやはり一校しか受験出来なかった方は沢山います。 闇雲にいろいろな学校の準備をするよりも早目に第一志望を決めて、次に併願校をきめて無駄な時間を過ごさずに準備していただくとをおすすめします。
女子校は5日間の勝負② 一日女子校の併願校研究 に続きます。
参考になれば幸いです。
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