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女子の方が難しい② (更新 成蹊の問題を更新しました) ４．願書も大変 例えば、比較的フェアで試験の順番で合格が決まると言われている2校、男子校の暁星と女子校の白百合の願書を見比べてみれば解ります。暁星の場合、備考を書くだけであとは名前などの基本情報のみです。白百合学園小学校の願書は､家族欄、志望動機があります。 それでも、白百合学園小学校は比較的書くところが少ないと思います。 聖心女子学院初等科は表裏ぎっしり記載する必要があります。ですので、表を清書したあとに、裏で間違えると、全部やり直しになってしまいます。 立教女学院では当日アンケートがあり、緊張している中で記入しなくてはなりません。 また、当たり前ですが、各学校の特徴を踏まえた願書に仕上げる必要があります。 もし、願書記載が多い学校を数校受験予定の場合、最後の清書が徹夜にならないためにも早めに願書を仕上げておきましょう。 まだ、年中であれば、お母様方にペン字をお勧めします。お受験の願書対策にペン字参照してください。 提出願書は見本が お受験インデックスさん、小学校受験新聞さん（古い内容ですが）で見る事が出来ます。 また、女子校では、健康診断書も願書と共に提出する学校があります、早めに準備しましょう。 参考までに聖心女子学院初等科平成30年度募集は（１）願書Ｂ５表裏、（２）受験料・志願票等、（３）健康診断書 合計３枚でした。 本年度平成31年から聖心はインターネットで願書（Ａ４）がダウンロード出来るようになり、以前より書き間違えたときのプレッシャーは減りました。 願書サイズがかわり、裏の「本校志望の動機」など行は同じですが、大きくなったので、書ける量が増えました。 ５．入試問題が男女で違う 入試問題でも男女別の問題が出される学校があります。筑波大学附属小と成蹊小です。 筑波大学附属小の問題はABCグループで違います、一番難しいのはAグループ男女です。 過去10年のペーパーを見ましたが、ペーパー問題自体男子女子でそれほど難易度は変わらないと思いますが、昨年言われたのが、巧緻性の問題です。 明らかにAグループ女子の方が難しかった。とわかぎりに通われた方がいっておりましたが、過去問をまだ見る事が出来ず未確認です。 2019年の新しい過去問が販売されてから更新いたします。 成蹊小学校 過去5年間の比較 次に過去2017年～2013年を比較してみました。 お話の内容理解では4年間女子の方が問い1問多く、図形の問題も3年間客観的にみて、男子よりも難しいのでは、と思われる問題でした。 成蹊に通われている方から、過去に女子がとても難しかった、というのは聞いていたのですが、おそらく、2015年の問題だと思います。長さが違う線を使い図形を書く問題ですが、男子が基礎的な点図形（回転含む）なだけに、過去問をやって私がおどろきました。確かにこの2015年は女子の方が難しかったです。 しかし、2018年（2017年11月）は男子入試問題に定番だった図形のかわりに「数」がでて話題になりました。 過去問をみたところ、今までお話の記憶と図形の合計2問でしたが、図形のかわりに、数量（分配 何人に分ける）と数量（操作 誰が何個もっているか）になりました。 今後定番の図形から違う問題が出てきそうです。 女子は変わらず、図形（重ね図形）でしたが、成蹊の難しさは、重ね図形でも答えが回転して記載されているので、図形の問題が得意ではないと時間内に答えるのは難しそうです。 では、最後に逆に女子の方が入試倍率が低い学校について記載しておきます。 ６．女子の方が入試が楽な学校もある これまで、女子の受験の大変さについて、書いてきましたが、逆に女子の方が入試が楽な学校もあります。女子にとっては穴場的な学校ですが、お子さんにあっているか、ご家庭の方針にあっているかを吟味して出願を検討してください。特に女子校第一志望の方の場合ですが、男子の方が多い学校はうるさい環境になる可能性もあり（6年間も）、全くあわない場合もあります。 確実な情報として、自ら学校説明会、見学等参加し、正確な情報がある所だけを明記しました。 ■東京 （受験者倍率2倍以上のみ記載） 宝仙学園小学校 男子6.5倍 女子2.3倍 東京都市大学付属小学校 男子4.5倍 女子2.1 目黒星美学園小学校 非公開 男子の倍率の方が高い ■神奈川 精華小学校 非公開 女児の受験者数が少ない 桐光学園小学校 男子2.4倍 女子1.4倍 森村学園初等部 男子4.1倍 女子3.1倍 参考になれば幸いです。 (出典：2018年倍率はお受験じょうほう)

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